人手不足が深刻な東京都内の特別養護老人ホームや保育園を運営する31か所の社会福祉法人が、18日から共同で採用活動を始める。採用された職員はプロ野球のフリーエージェント(FA)制のように、一定年数働くと、他の法人でも働くことができる“権利”が得られる。児童の世話、障害者、高齢者介護など幅広い分野で経験が積めることをアピールし、人材を確保するのが狙いだ。多数の法人が連携して人材交流を行うのは全国初の取り組み。共同の採用活動に参加するのは、都内で特養ホームや障害者福祉施設、児童養護施設などを運営する31法人。計339人を募集する。東京都社会福祉協議会が支援し、共通の筆記試験(小論文、適性診断)を実施。その合格者について、各施設が面接などを行って、採用を最終的に決定する。 経営の悪化していた企業に不適切な融資をしたとして、金融庁は12日午後、東証1部上場の第二地銀「東和銀行」(前橋市)に業務改善命令を出したことを発表、問題の融資は旧大蔵省OBの増田煕男(ひろお)前頭取(70)の主導・関与で行われたことを明らかにした。取締役会が形骸(けいがい)化していたことも判明した。今後は、同銀行による経営責任追及に焦点が移る。金融庁などによると、増田前頭取は、経営が悪化したり担保が不足したりして、本来は融資すべきでない企業に対し、融資を実行するよう部下に指示。部下は査定基準を変更するなどして稟議(りんぎ)書を作成し、取締役会もこれを認め、監査役会も何らチェック機能を果たしていなかった。
» 2007 » 10 月のブログ記事
邪馬台国の有力候補地とされる奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、弥生時代後期~古墳時代初め(3世紀中ごろ)の溝跡から採取した土に、ベニバナの花粉が大量に含まれているのが分かったと、市教委が2日、発表した。これまで最古だった藤ノ木古墳(同県斑鳩町、6世紀後半)の例を300年以上さかのぼる発見。ベニバナはシルクロードを通じ、中国から伝わったとされる。このため、市教委は「当時、加工技術を携えて来た渡来人が、この地域で染め物や化粧品などの生産をしていた」とみている。中国の歴史書「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」には、倭国の女王・卑弥呼が魏に赤と青の織物を献上したとの記述があり、邪馬台国との関係性をうかがわせる貴重な資料として注目される。 独自の電子マネー「円天」を使い約5万人から1000億円前後を集めたとされる健康寝具販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」の波和二会長が先月下旬、会員に「アラブの石油王が金を貸してくれる」などと話していたことが判明。既に実質破綻していたとされ、会員をつなぎとめようと非現実的な説明をしたとみられる 山口県下関市の社会保険下関厚生病院で糖尿病で入院中の50代の女性患者に対し、看護師が誤って経口用のブドウ糖粉末を水道水で溶かした溶液を注射するミスがあったことが分かった。患者の経過を見たが、容体に影響はなかったという。医療関係者によると、今回のような措置をすれば細菌感染が起こる可能性があるという。 民主党の小沢一郎代表が5日付の党機関誌で、インド洋での海上自衛隊の給油活動に代わる国際貢献をめぐり、民生支援の重要性を強調する一方で、「政権を担う立場になれば、アフガニスタンでの国際治安支援部隊(ISAF)への参加を実現したい」と語っていることが2日分かった。ISAFは治安維持活動を行っており、参加すれば憲法が禁ずる海外での武力行使にあたる可能性が出てくる。ISAFは01年12月、国連安保理決議で設置が承認され、北大西洋条約機構(NATO)が主導。今年7月現在、計37カ国が参加し、約3万9000人を派遣している。 米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き問題で金融市場が混乱していることを受け、金融庁が国内の銀行を対象に、株式や投資信託の保有状況を調査し始めたことが2日分かった。今夏の株価急落などで国内銀行が影響を受けている可能性があり、同庁は9月中間決算の発表を前に状況を確認。リスク連鎖の実態把握を目指す。金融庁は大手銀行や地銀などに対し、このほど10月中旬を回答期限とした書面調査を開始。サブプライム調査の一環として、新たに9月末時点の保有株の時価や国内外の投資信託の詳細な保有状況の確認を求めたもようだ。
高校日本史の教科書検定によって、沖縄戦の集団自決に「日本軍の強制があった」とする記述が削除された問題で、複数の教科書会社が今月中にも、文部科学省に訂正申請する方針であることが分かった。来春から使用される教科書に訂正内容を反映させるには、印刷などの時間を考慮すると、11月中に教科書の記述を確定する必要があるためだ。同省も訂正申請を受け次第、速やかに対応する方針を固めている。関係者によると、次年度の教科書は、通常であれば、11月中に記述内容を固め、12月末までに印刷を終えることになっている。今回、集団自決への軍の関与について、これから何らかの記述変更を行う場合、極めて時間が限られている。 「円天」と呼ばれる独自通貨や高額の配当と引き換えに、総額1000億円に上るとみられる「協力金」を集めていた東京・新宿の健康商品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」(波和二会長)が遅くとも今年8月の時点で経営破たん状態に陥っていた疑いが強いことがわかった。 警視庁は3日、出資法違反(預かり金の禁止)容疑で、同社本社など全国数十か所の一斉捜索に着手。波会長ら幹部が最近まで高い利息を約束して資金集めをしていた行為が、詐欺にあたる疑いが強いとみて捜査を進める。同社は今年2月、全国の会員に対し、1口100万円の「協力金」につき、年36%の配当を停止する代わりに、同額を独自通貨の「円天」で支給すると一方的に通知した。これ以降、会員から協力金の返済を求められても返済期限を先延ばしするなどしたため、東京、静岡、北海道など各地の会員から、損害賠償請求訴訟などを起こされている。 邪馬台国の有力候補地とされる奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、弥生時代後期~古墳時代初め(3世紀中ごろ)の溝跡から採取した土に、ベニバナの花粉が大量に含まれているのが分かったと、市教委が2日、発表した。これまで最古だった藤ノ木古墳(同県斑鳩町、6世紀後半)の例を300年以上さかのぼる発見。ベニバナはシルクロードを通じ、中国から伝わったとされる。このため、市教委は「当時、加工技術を携えて来た渡来人が、この地域で染め物や化粧品などの生産をしていた」とみている。中国の歴史書「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」には、倭国の女王・卑弥呼が魏に赤と青の織物を献上したとの記述があり、邪馬台国との関係性をうかがわせる貴重な資料として注目される。
講談社が写真週刊誌「フライデー」の今週号の発売を急きょ中止したのは、大相撲時津風部屋の力士の急死問題に関する記事で、同部屋の序ノ口力士だった斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)に暴行を加えたとされる兄弟子について誤った写真を掲載したためだったことが、関係者の話で分かった。 東京地区のタクシーの初乗り運賃が、現行の660円から7%値上げされ710円となる見通しになった。国土交通省は4日、東京地区(23区・武蔵野市・三鷹市)のタクシー運賃について値上げを認める方針を固めた。今月下旬にも開かれる予定の政府の物価問題関係閣僚会議で了承を得た上で認可する。値上げによって運賃は上限が710円となるが、タクシー各社は上限を約10%下回る水準までの範囲で自由に料金を決められる。東京地区の初乗り運賃の上限額引き上げが認可されるのは、消費税率が3%から5%に引き上げられた平成9年4月以来約10年ぶりとなる。 自動車を差し押さえる仮処分決定正本を紛失したなどとして、京都地裁は4日、60歳代の男性執行官を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。執行官は平成11年5月にも、現況調査報告書を期限が過ぎても提出しなかったとして戒告の懲戒処分を受けている。地裁によると、仮処分決定正本は債権者や債務者の名前、債権額などが書かれており、執行官は昨年7月末ごろ紛失。これとは別に同月、動産の差し押さえに伴う書類作成をめぐり、債務者に誤って別の種類の書類に署名押印させた。この後、ミスに気づいて書類を作成し直す際に、署名押印部分を切り取って本来の書類にはりつけていた。吉野孝義・京都地裁所長の話 「裁判所に対する信頼を損ねたことは誠に遺憾。再発防止に万全を期し職員の規律保持に努めたい」 職場のパソコンでインターネット上の百科事典「ウィキペディア」にアニメ「機動戦士ガンダム」などに関する書き込みをしたとして農水省は4日、職員6人を口頭で厳重注意したことを明らかにした。業務用パソコンでは同サイトに書き込めないようにし、今後は上司が必要と判断した場合に限り許可する。ウィキペディアはキーワードごとの解説をだれもが自由に書き込み・修正ができる。専用ツールを使うと、どのパソコンや組織で書き込みされたか調べることができる。農水省からは平成16年ごろからアニメや映画など業務と関係のない408件の書き込み・修正が行われ、パソコンの使用者を絞り込んだところ、うち約300件について6人の関与が判明。ガンダムについては、解説の細かな字句の訂正のほか声優などのリンク先を含め、1人が200件以上も書き込んでおり、「本人は非常に反省している」という。牛トレーサビリティーやWTO(世界貿易機関)などの用語解説数件に修正を入れた職員は「業務に関連している」としておとがめなしとなった。