麻生太郎首相は6日午後、首相官邸で与謝野馨財務・金融・経済財政相と会い、政府・与党が検討している追加経済対策の財政支出について、国内総生産(GDP)比で2%を超える規模とするよう指示した。政府はこれを受け、「真水」と呼ばれる財政支出が10兆円を超える2009年度補正予算案を編成する。経済対策に伴う補正規模としては、1998年度第3次補正の7.6兆円を上回る過去最大規模となる。
首相は与謝野氏への指示後、記者団に対し「日本の経済成長率見込みは先進諸国で一番落ちている。国際協調という点では、ロンドン(金融)サミットでも皆で財政出動をしていこうという結論が出ている」と大規模な財政支出の必要性を強調。また補正予算案の提出時期について首相は同日の自民党役員会で、「連休前にしたい」と述べた。