長崎県平戸市沖の巻き網船「第11大栄丸」沈没事故で、船主の大栄水産(平戸市生月(いきつき)町)は2日、行方不明の乗組員12人の捜索にあたっていた2船団のうち、1船団の操業を7日に再開させると発表した。
同社は4月14日の事故後、2船団計9隻で捜索を続けてきたが、「これ以上、漁を中断すると乗組員の生活に響く」と判断。1船団5隻の操業再開を、行方不明の乗組員の家族に打診し、了解を得たという。
同社は1日、第11大栄丸の船体の自力での引き揚げについて、「相当な費用がかかり困難」との見通しを、不明乗組員の家族に伝えた。家族らは2日、これを受けて同市生月町内で集会を開き、同社に対し、〈1〉引き揚げが困難とした金銭的な根拠〈2〉船舶保険でいくらぐらい費用を賄えるか--などを問う質問状を数日中に出すことを決めた