同年度までに太陽電池の年間生産量を世界シェアの10%となる100万キロワットに拡大する。
昭和シェル石油が21~26年度の中期経営計画で太陽電池事業への強化を打ち出したのは、「安定的な成長を担保する事業分野」(香藤繁常会長)とみたため。
同社が生産するのは、シリコンを使わない次世代型のCIS太陽電池。銅とインジウム、セレンなどを原料とし、シリコンのように原料不足の影響を受けにくいという。
同社はCISの太陽電池工場を宮崎県で建設。第1工場を18年に立ち上げ、今年4月に完成させた2工場と合わせ年産8万キロワットの生産体制を整備し、ドイツに輸出している。今秋にも建設場所などを決める第3工場の生産は「50万キロワット以上」になる見込み。